一瞬の美の背後には、永遠のイノチが隠されています。誕生と死のはざまに、花となって燃え上がる瞬間に出会ったとき、花は神が地上に現した再生のシンボルなのだ、と人は納得する。
奥脇孝一、小林鷹、森雅美・・・日本を代表する三人の広告写真家が、花をテーマに表現の冒険に取り組みました。誕生、死、そして再生と続くイノチのシンボルである花を、三者三様の視点で切り取り、一瞬の美しさの背後にある永遠に迫ります。リアルを超えて、カワイイを超えて、見事に咲いたそれぞれの美意識をご覧ください。