人が壊れてゆく、社会が壊れてゆく、国が壊れてゆく・・・。 神戸在住7年のドイツ人写真家モルテザ・アリアナが、個が埋没し 人間関係が希薄になって崩れゆく日本社会の現状を憂い、 混迷の21世紀を生きる人々を、大胆かつ繊細に表現した作品展です。 そこには不安、焦燥、絶望など現代人が抱える負の要素が 取り上げれらてますが、決して醜悪ではなく、限りなくやさしく美しい。 日本を愛するがゆえにあえて辛らつに、しかし温かいまなざしで見つめた 新感覚の写真アートをご覧ください。